気づかないうちにできる飛び石・小キズ
高速道路や砂利道を走っていると、前の車が跳ね上げた小石がボディにコツンと当たることがあります。気づいたときには小さな塗装の欠けやキズになっていた……なんて経験、車好きなら一度はあるのではないでしょうか。小さなキズでも放置すると、そこからサビが広がってしまうことがあるため、早めの補修が肝心です。今回はDIYでできるタッチペン補修のコツをご紹介します。
まずはキズの状態をチェック
補修の前に、キズがどの層まで達しているかを確認しましょう。判断の目安は次の通りです。
- クリア層のみ:うっすら線が入っている程度。コンパウンドで対応可能
- 塗装層まで:色が欠けて下地が見えている。タッチペンでの補修が有効
- 金属(鉄板)まで:白っぽい下地や鉄が見える。早急な補修が必要
金属が露出している場合はサビが進行しやすいので、できるだけ早く手を打ちましょう。
タッチペン補修の手順
用意するものは、車のカラーナンバーに合ったタッチペン、脱脂用のパーツクリーナー、綿棒や爪楊枝、マスキングテープです。カラーナンバーは運転席ドアの開口部などにあるコーションプレートで確認できます。
手順はこちらです。
- 補修部分を洗車し、しっかり乾燥させる
- パーツクリーナーで油分や汚れを落とす(脱脂)
- 周囲をマスキングテープで保護する
- 爪楊枝や綿棒に塗料を少量取り、キズの中に置くように塗る
- 1回で厚塗りせず、乾かしながら数回に分けて重ねる
ポイントは「盛るように少しずつ」塗ること。一気に塗ると仕上がりがボコボコになってしまいます。
仕上げをキレイにするコツ
塗料がしっかり乾いたら、はみ出した部分を耐水ペーパー(2000番程度)で軽く均し、コンパウンドで磨くとより自然な仕上がりになります。焦らず、塗装が完全に硬化する数日〜1週間ほど待ってから磨くのがおすすめです。ツヤを出したいときは仕上げにクリアタイプのタッチペンを重ねると効果的です。
大きなキズはプロに任せる判断も大切
DIY補修はあくまで応急処置的な側面もあります。範囲が広い、下地が大きく露出している、目立つ部分にあるといった場合は、無理せず板金塗装のプロに相談しましょう。小さなキズを見つけたらこまめに補修する習慣をつけておけば、愛車をいつまでも美しく保てます。ぜひ今週末、ボディをチェックしてみてくださいね。