車のトラブル解消

ブローバイガスとオイルキャッチタンクの基礎知識と効果

公開日
2026年7月29日

ブローバイガスってそもそも何?

エンジンをかけていると、燃焼室からピストンとシリンダーのわずかな隙間を通って、未燃焼ガスやオイルミストが「クランクケース」内に漏れ出します。これがブローバイガスと呼ばれるものです。走行を続けているうちに、このガスがどんどん溜まってしまうと、内圧が上がってオイル漏れやシールの劣化を招いてしまいます。

そのため、現代のエンジンには「PCVバルブ」を介してブローバイガスを再び吸気側に戻し、燃焼させる仕組みが備わっています。環境にもやさしく、内圧も適正に保てる優れた仕組みなのですが、実は落とし穴もあるんです。

ブローバイガスがエンジンに与える影響

ブローバイガスにはオイルミストが含まれているため、吸気側に戻る際に少しずつオイル分がインテークやスロットルボディにこびりついてしまいます。時間が経つと、次のようなトラブルにつながることがあります。

とくにハードに走る車や過給機付きの車では、ブローバイガスの量が増えやすく、影響が出やすい傾向があります。

オイルキャッチタンクの役割とは

ここで登場するのがオイルキャッチタンクです。これはブローバイガスの通り道に設置する小さなタンクで、ガスに含まれるオイルミストを分離・貯留してくれるパーツです。オイル分だけをタンク内に落とし、きれいなガスだけを吸気側に戻すことで、インテーク内の汚れを大幅に抑えられます。

スポーツ走行を楽しむ方や、エンジンを長く大切に乗りたい方にとっては、非常にメリットの大きいアイテムといえます。見た目もエンジンルームのドレスアップになるので、一石二鳥ですね。

取り付けとメンテナンスのポイント

取り付け自体は比較的シンプルで、ブローバイホースの間にタンクを割り込ませるだけです。ただし、いくつか注意点があります。

また、キャッチタンクは定期的に中身を確認して、溜まったオイルを捨てるメンテナンスが欠かせません。放置するとタンクが満杯になり、逆効果になってしまいます。目安として、数千kmごとにチェックすると安心です。

まとめ:愛車を長く元気に走らせるために

ブローバイガスは目に見えにくい部分ですが、エンジンの調子に地味に影響を与える存在です。オイルキャッチタンクを導入すれば、インテークの汚れを防ぎ、レスポンスの維持やエンジンの延命につながります。DIYでも挑戦しやすいカスタムなので、車を大切にしたい方はぜひ検討してみてくださいね。定期的なメンテナンスを忘れずに、愛車を末永く元気に走らせましょう!

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