電動ドアミラーが動かなくなるのはよくあるトラブル
ボタンを押してもミラーが格納しない・開かない、鏡面の角度調整ができない…。ドアミラーの不調は意外と多く寄せられるトラブルです。見た目だけの問題と思われがちですが、狭い駐車場での格納ができないと壁や隣の車にぶつけてしまうリスクも。今回は原因の切り分け方と、自分でできる対処法をわかりやすく解説します。
まずは症状で原因を切り分けよう
ドアミラーには「鏡面の角度を変えるモーター」と「本体を格納するモーター」の2系統があります。どちらが動かないかで原因が変わります。
- 角度調整だけできない…調整用モーターやスイッチの不良
- 格納だけできない・片側だけ動かない…格納モーターのギア摩耗やグリス切れ
- 両側とも全く動かない…ヒューズ切れやスイッチ本体の故障の可能性大
- 動くけど「ガガガ」と異音がする…内部ギアの摩耗や噛み込み
まずはどのパターンに当てはまるか確認しましょう。それだけで原因がかなり絞れます。
自分でできるチェックと対処法
電装系トラブルの基本はヒューズの確認から。取扱説明書でミラー系統のヒューズ位置を調べ、切れていれば同じアンペアのものに交換します。
片側だけ動かない、または異音がする場合は、格納モーター内部のグリス切れが定番の原因です。手でゆっくりミラーを動かして引っかかりがないか確認し、可動部に樹脂対応のグリスを少量塗ると改善することがあります。ただし無理に手で開閉すると内部ギアを割ってしまうので注意しましょう。
スイッチの接触不良が疑われる場合は、スイッチをカチカチと何度か操作したり、接点復活剤を使うと復活するケースもあります。
放置は危険!こんな時は早めに修理を
「ガガガ」という異音が出たまま使い続けると、モーターのギアが完全に削れてしまい、ユニットごとの交換になってしまいます。異音が出たら早めに使用を控えるのが賢明です。
また、寒冷地では氷結でミラーが固まった状態で操作するとモーターに負担がかかります。凍っている時は無理に動かさず、解けるのを待ちましょう。
修理費用の目安と交換のポイント
ディーラーや整備工場でミラーユニットを丸ごと交換すると、片側で2〜4万円ほどが目安です。内部のモーターやギアだけを社外部品で交換すれば、DIYで数千円に抑えられる場合もあります。
DIYに挑戦する際は、ドアミラーのカバーを外し、配線カプラーを丁寧に扱うのがコツ。作業前にバッテリーのマイナス端子を外しておくと安心です。自信がない方は無理せずプロに任せましょう。トラブルの芽を早めに摘んで、快適なカーライフを楽しんでくださいね。
下かかない・格納しないのは、原因を切り分ければ意外と自分で直せることも多いトラブルです。