クラクションは車検にも関わる重要装備
普段はあまり気にしないクラクション(ホーン)ですが、いざ鳴らそうとしたときに鳴らないと危険ですし、逆に鳴りっぱなしになると周囲に大迷惑をかけてしまいます。実はクラクションは保安基準で装備が義務付けられている装置で、正常に作動しないと車検にも通りません。今回は「鳴らない」「鳴りっぱなし」それぞれの原因と対処法を紹介します。
クラクションが鳴らないときの主な原因
ボタンを押しても鳴らない場合、次のような箇所を疑ってみましょう。
- ヒューズ切れ:もっとも多い原因です。ヒューズボックスでホーン用ヒューズを確認しましょう。
- ホーン本体の故障:長年の使用で内部が劣化したり、水や泥をかぶって錆びると鳴らなくなります。
- ホーンボタン(スイッチ)の接触不良:ステアリング内のスパイラルケーブル断線も原因になります。
- 配線・アース不良:端子の緩みや腐食で通電しないケースもあります。
まずはヒューズを交換してみて、それでも鳴らなければホーン本体や配線を疑う流れがおすすめです。
クラクションが鳴りっぱなしになったら
走行中や駐車中に突然鳴り続けると本当に焦ります。原因は主にスイッチの固着やリレーの故障、配線のショートです。応急処置として、次の手順を落ち着いて行いましょう。
- まず安全な場所に停車する
- ボンネットを開けてホーン用ヒューズを抜く
- それでも止まらない場合はバッテリーのマイナス端子を外す
ヒューズを抜けば音は止まりますが、そのままでは肝心なときに鳴らせないので、早めに整備工場で点検してもらいましょう。
ホーンの点検・交換は意外と簡単
ホーン本体はフロントバンパー裏やグリル奥に取り付けられていることが多く、ボルト1本と配線カプラーで固定されているだけの場合がほとんどです。社外ホーンへの交換もDIYで十分可能で、純正のペタッとした音から重厚感のあるダブルホーンに変えて楽しむ人もいます。ただし取り付け位置や音量には保安基準があるので、車検対応品を選ぶと安心です。
日頃の点検で防げるトラブル
クラクションのトラブルは、水没や配線劣化など予防できるものも多くあります。洗車のついでにホーン付近を確認したり、たまに軽く鳴らして正常かチェックする習慣をつけましょう。いざというときに確実に鳴らせることが、自分と周囲の安全につながります。異常を感じたら早めの点検を心がけてくださいね。