車のトラブル解消

冷却水(LLC)漏れの原因と自分でできるチェック・対処法

公開日
2026年8月4日

駐車場に「甘いニオイの液体」があったら要注意

エンジンをかけて出発しようとしたら、駐車場に緑やピンク、オレンジ色の液体が広がっていた……。そんな経験はありませんか?それはもしかすると冷却水(LLC=ロングライフクーラント)が漏れているサインかもしれません。冷却水はエンジンの熱を逃がすためのとても大切な液体で、漏れを放置するとオーバーヒートやエンジン故障につながります。今回は初心者の方でもわかる、冷却水漏れの見分け方と対処法をご紹介します。

冷却水漏れの主な原因

冷却水が漏れる原因はいくつかあります。まずは代表的なポイントを押さえておきましょう。

特にホースやキャップは消耗品なので、10万km前後を目安に点検・交換を検討しましょう。

自分でできるチェック方法

難しい工具がなくても、以下のポイントは自分で確認できます。

絶対にやってはいけないのが、熱いときにラジエーターキャップを開けることです。高温の冷却水が噴き出してヤケドの危険があります。

漏れを見つけたときの応急対処

走行中に水温警告灯が点いたり、蒸気が出たりしたら、すぐに安全な場所に停車してエンジンを切りましょう。エンジンが十分冷えてから、リザーバータンクに冷却水(なければ水でも一時的に可)を補充します。ただしこれはあくまで応急処置。水だけで補充すると凍結や防錆性能の低下を招くため、早めに正しいLLCへ入れ替えてください。

修理と予防のポイント

ホースやキャップの交換は比較的安価で済みますが、ラジエーター本体やウォーターポンプの交換は専門知識が必要です。原因が特定できない場合や漏れが多い場合は、迷わず整備工場に相談しましょう。予防としては、2年に1回程度の冷却水交換と、定期的なホース点検が効果的です。日頃から水温計とタンクの液量に目を向ける習慣をつけて、大切な愛車をオーバーヒートから守りましょう。

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