シガーソケットが使えなくなるとどうなる?
ドライブレコーダーやスマホ充電器、車載冷蔵庫など、いまや車内の電源はシガーソケット(アクセサリーソケット)頼み。ところが「急に充電できなくなった」「差しても反応しない」というトラブルは意外と多いものです。原因の多くはちょっとした確認で解決できるケースがほとんど。この記事では、初心者の方でも順番にチェックできる対処法をご紹介します。
まずは基本の確認から
いきなり分解する前に、次のポイントを確認してみましょう。
- エンジン(電源)がACC以上になっているか:多くの車はキーがACCまたはONの位置でないと通電しません。
- 差し込みプラグの汚れやサビ:接点に汚れがあると通電不良を起こします。
- 使っている機器側の故障:別の充電器を試して切り分けましょう。
意外と多いのが、エンジンを切った状態で「電気が来ない」と勘違いしているパターン。まずは電源位置の確認からスタートです。
最大の原因は「ヒューズ切れ」
基本確認で直らないときに疑いたいのがヒューズ切れです。大電流の機器を使ったり、複数分岐で電力を消費しすぎると、ヒューズが飛んでソケットへの通電が止まります。
対処の手順は以下の通りです。
- 取扱説明書でシガーソケット用ヒューズの位置を確認する(運転席足元やエンジンルームのヒューズボックスにあることが多い)
- ヒューズを抜き、中の金属線が切れていないかチェック
- 切れていたら同じアンペア数(数字)のヒューズに交換する
ヒューズはカー用品店で数百円。アンペア数を必ず合わせるのがポイントで、大きい数字のものを付けると配線が焼ける危険があるので絶対にやめましょう。
接点不良・内部の異物にも注意
ヒューズが正常なのに使えない場合は、ソケット内部の接点不良が考えられます。小銭やゴミが入り込んでショートしていたり、中央の端子が押し込まれて戻らなくなっていることも。
エンジンを切った状態で、割り箸など金属以外のもので軽く接点を確認してみてください。異物がある場合は無理せず取り除きます。それでも改善しないときは配線側の断線や本体故障の可能性があるため、整備工場に相談しましょう。
トラブルを防ぐ日頃の使い方
シガーソケット周りのトラブルを減らすには、日頃の使い方が大切です。
- 消費電力の大きい機器を複数同時に使いすぎない
- 分岐ソケット(シガーマルチ)は容量に余裕を持って選ぶ
- 使わないときはプラグを抜いておく
電源トラブルは焦りがちですが、原因の切り分けさえできれば多くは自分で対処可能です。予備ヒューズを1〜2個、車に積んでおくといざというとき安心ですよ。