アンダーコートって何のためにするの?
愛車のボディはピカピカに磨いても、普段見えない下回り(床下・フレーム)はついつい放置しがちです。しかし下回りは走行中に泥や水、融雪剤、飛び石などを直接浴びる過酷な環境。ここを守ってくれるのが「アンダーコート」です。
アンダーコートとは、車の下回りに防錆・防音効果のある塗膜を吹き付ける施工のこと。サビの発生を防ぎ、飛び石によるキズを軽減し、さらにロードノイズまで抑えてくれる一石三鳥のメンテナンスなんです。
こんな人・地域は特におすすめ
アンダーコートはすべての車にメリットがありますが、特に以下に当てはまる方は検討の価値アリです。
- 雪国・寒冷地にお住まいの方:冬場にまかれる融雪剤(塩カル)はサビの大敵です
- 海沿いに住んでいる方:潮風に含まれる塩分が金属を腐食させます
- 長く乗りたい愛車がある方:旧車や希少車のコンディション維持に効果大
- 未舗装路をよく走る方:飛び石や泥はねから下回りを守れます
アンダーコートの種類と選び方
アンダーコート剤にはいくつかタイプがあり、目的によって使い分けると良いでしょう。
- ゴム系(アスファルト系):厚い塗膜で防音・防錆効果が高く、もっとも一般的
- ワックス系(防錆オイル系):浸透性が高く、すでにあるサビの進行を抑えやすい。半透明で点検もしやすい
- シリコン系・樹脂系:耐久性が高くキレイな仕上がりになるが価格は高め
新車やサビのない車ならゴム系、すでにサビが出始めている車にはワックス系が相性良好です。
DIYで施工するときのポイント
スプレータイプのアンダーコート剤を使えばDIYも可能です。ただし下準備が仕上がりを左右します。
- 施工前に高圧洗浄で泥や古い汚れを徹底的に落とす
- しっかり乾燥させてから作業する(水分が残るとサビの原因に)
- マフラーやブレーキ、センサー類、駆動部には塗料がかからないようマスキングする
- ジャッキアップ時は必ずウマ(リジッドラック)を併用して安全確保を
マフラーなど高温になる部分に塗料が付くと、発煙や発火の恐れがあるので要注意です。
定期的な点検でサビを未然に防ごう
アンダーコートは一度施工すれば永久に安心、というわけではありません。走行とともに少しずつ劣化し、剥がれた部分からサビが進行することもあります。年に一度は下回りをチェックし、必要に応じて補修しておくと安心です。
自信がない場合はカー用品店やディーラー、専門業者に依頼するのが確実。費用は2〜5万円程度が目安です。見えない部分だからこそ、しっかり守って愛車を長持ちさせましょう!